サプリメントに対する疑念

カラダに良かれと開発されるサプリメント

以前ツイッターtwitterでも書きましたが、私はサプリメントを信用していません。
有効成分を抽出して服用すればカラダにいいはずだという考え方は至極普通の発想だと思いますし、正しい気はします。
薬と同じでよい栄養成分なのだから効果を期待できるはずだという考えは理解できます。

ところがどうでしょう?効果が判明しないものが多すぎるのではないですか?
有効成分でも服用して効果のあるものとそうでないものがあるように思えて仕方がないのです。
先日テレビで見た鉄分を配合したアメリカのシリアルや、カンボジアの料理鍋に浸す「鉄製の魚」はなかなかいいアイディアだと思います。しかしこれらはフード(食べ物)として食すものです。

消化のメカニズム

消化のメカニズムを詳しく研究しているわけではありませんが、料理を食べる時、人間はまず人の脳
【1】目で見てその食べ物のイメージを感じ取り、味を想像したりして口に入れます。
【2】そして舌で味を感じ取り、期待通りだとか、少し裏切られたりして驚きを感じながら咀嚼します。
【3】脳は多くの情報を得て、記憶を辿ったりしながら消化の指令を送る。あるいは本能的な条件反射によって消化活動をおこなう。
というような流れなのではないでしょうか?

咀嚼なしで飲み込むサプリメント

サプリメントは錠剤を水とともに咀嚼なしで胃に直接流し込むものです
有効成分を抽出して組み合わせた個体を服用することは自然ではありません。現代ならではの栄養摂取方法と言えるでしょう。
「手軽に飲むことができる〇〇個分の有効成分を凝縮したサプリメント!」
「こんなにいい栄養成分を配合したサプリメント!」
さて、どれほどカラダに有効なのでしょうか?

突然胃に放り込まれた物体を脳はどう判断するのか?

突然胃に放り込まれた物体を脳はどう判断するのか?
サプリメントを服用する場面はこんな感じ。
【1】サプリメントをまず見る。錠剤なので見た目は薬のようです。おいしそうなサプリなんてほとんどないでしょう。脳は色と質感から味を想像しているということは考えられます。
【2】だいたい無機質な味が多いのでしょうが、舌で味は感じるでしょう。
【3】そして水などと共に流し込みます。サプリメントを飲む習慣が長年続いている人にとってはいつものことなので胃にとって違和感はないのかもしれません。

(飲み慣れた人の胃)
「あのビックリするくらい濃いのがまた来たぞ!こんなのを消化しろってか?」ストレスを受ける胃
「ビタミンCなら余計な分は排出するだけだし、同じでいいんじゃない?」
「そうだねぇ!一度にこの量は多すぎるよね!いっぱいいっぱいだわ。」
「ところでこの成分は何に含まれていたっけ?消化した記憶はあるかも・・けどこんな濃度じゃなかったし、思いだせない・・」

(飲み慣れない人の胃)
「これはいったい何の薬?」
「胃で不信な物体が溶け始めたぞ!なんか熱い!はやく放り出せ!」

飲み込むことを自分で承認していながらもそんな事態になっていそうな気がします。
なぜなら料理ではないから。

胃が消化してカラダが吸収する機能に限界はないのか?

自然から獲れた食材を食べて消化する。そしてその栄養素がカラダに吸収されていく。メカニズムは不思議ですが、わたしたちにとっては至極当たり前なことだと思います。
胃が一度の食事や間食で消化できる量に限度はあるのでしょうか?
過食によって肥満になってしまう人もいるので糖質などのカロリーは吸収されやすいのではないかと思います。
ならば、サプリメントに含まれるいろいろな有効成分はどうでしょうか?しっかり消化され吸収される量に限界はないのでしょうか?

古来から続く栄養摂取方法

最も効率のよい栄養摂取方法は結局、新鮮な食材を調理した料理を食べることだと考えます。人のカラダ(消化器官)
料理を食べる。飲み物を飲む。
魚でも野菜でも食材の一部分ではなく全体を食べることが、古来から続く自然な食生活だと思います。
わたしたちが受け継ぐDNAにはそういう食生活によって栄養摂取してきた記憶が備わっているので、濃縮された成分で固められたサプリメントは本能的に受け付けられないのだと思うのです

効果はすぐには分からないので、長期間の服用を薦めるのがお決まりのサプリメント。
しかし効果は永遠にあらわれないのかもしれません。

心臓を患った弟と話をしていてこんな風に考えています。
ちょっと言いすぎでしょうか?皆さんはどう思われますか?

【追記】風邪を本当に治す薬は存在しないと言われています。キズなども結局自己治癒によって治るそうです。
細胞にはたらきかける高度な医療は有効なのでしょう。
錠剤という形で服用する凝縮された栄養素で人間の体に有効に吸収されるものが実際にあるのかどうか。疑問に思うのはこの点のみです。

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執筆・編集 石川武志