シーザー像(Photo by Couleur)
イタリア旅行について書いた記事(懐かしすぎる!)をここに再掲載します。
当時は値段が安かったという理由で飛行機でスイスに行き、列車でイタリア入りした。
確か八時間の時差だったか、11月末、夜のローマに到着
中世の城跡のような庭園、いたるところに記念碑と彫像がみられる
もう随分前のイタリア旅行
トリトーネの噴水
分厚くはれた唇の、眉をしかめた怪魚が支える貝殻の上で、内股にしゃがみこんで水を吐き続ける男の人魚。
ボルゲーゼ公園
首は失ったが、明るくユーモアを忘れない白い小さな彫像たち
イタリアという国
この国の大気中には美の妖精が潜んでいて、人工の泉さえも時間を味方にし、たちまち苔むす見事な名所に仕上げてしまう。
そんな土地で暮らす人たちの美意識もおおかた想像がつく。
芸術に浸っていることが基本の生活なのだから。
騎馬像
すぐそばにある巨大な騎馬像
その脚の筋肉に触れたい!
目を離している隙に白馬は、空に向かわんばかりのその前脚を、
バランスをとったのか、確かに二三度宙に泳がせた!