ミルトン・エリクソンの心理療法

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ミルトン・ハイランド・エリクソン(Milton Hyland Erickson, 1901年12月5日 – 1980年3月25日)
アメリカの精神科医。催眠療法家として知られる精神科医、心理学者。アメリカ臨床催眠学会(英語版)の創始者。ダブルバインドの手法で知られる。

エリクソン独自の手法

・・だからある失敗について慰め、励ますのではなく、別の失敗を考案し、両極端の失敗を軸にしてまったく新たな平面を構築するのである。以降、患者にできるのは、二つの失敗のあいだで足掻き、自力で活路を見出すことのみとなってゆく。
患者は窮地を脱し、成長してゆく。

訪問者に期日を考えてもらう

自身の悪習慣に悩む訪問者(患者)に対してエリクソンは独自の手法はで解決に導いていく。p>

改善するつもりですか?と問うのではなく、やらないことを咎めるのでもない。
やめる気がないのか?と再確認する問いは、習慣化した行為のさらなる継続をうながすだけだろう。

『習慣は惰性にすぎない』
★根拠のない信念によって都合よく口実が作られ、虚構の推進力を与えられてきたにすぎない。

決断をうながす文言ではなく、単にいつ実行するつもりなのか?という問いかけの言葉
1週間後なのか、2週間後なのか・・

連続的な時間に不連続の区切りをつけられたなら、その区切りを境にして力の配分を変える機会もやってくるだろう

質問を境に患者が自問すること

★連続性を切断するのはいつなのか?という問い

エリクソンはこの事例を一般化し、肝心なのは質問を境に患者が自問すること、すなわち「考える機会を与える」ことだと述べていた。

【考える機会】その内容や方向性にはどんな制約もあってはならない。逆に言えば、こう考えろ、こう考えるのが正しい、という強制は教育として最悪の一手である。

それは思考に機会を与えるどころか、思考の抹殺であり、機会の剥奪である。自分で考えなさい、ただし、あれはダメで、これもダメ、というのも同類であり、「機会を与える」ふりをしながら最初に機会を奪うところからはじめているのである。

ダブルバインドの逆説性は、通い慣れた通路を封鎖することにより、それまで使われてこなかった力を掘り起こし、その力をして新たな道を探索させること、それこそ「機会を与える」ことの含意だった。
習慣を遮断させる方法を考案する。

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