PHOTO by Anemone123
いじめは、悪意をもって人を攻撃したり強要したりすることです。陰湿なものやあからさまなもの、その内容はさまざまです。悲惨な事件につながるケースもあるので小さないじめでも見過ごしてはいけません。
ここでは世の中に蔓延(はびこ)るイジメについて考えてみたいと思います。
イジメる人とイジメられる人
なぜイジメるのか?
「イジメ」は至る所に見られる現象です。学校、職場などで特に多く起きてしまうようです。
イジメをする人間はイジメることでストレスを解消しているように思えます。いじめる対象を見つけて執拗に攻撃してダメージを与えようとします。執拗なイジメに熱中する愚かな状態です。
相手が傷付いて意気消沈したりするなどのイジメの成果があれば満足して、さらにイジメる方法を考える。そんな習性があるのではないでしょうか。
相手がまったく意に介さないような態度をとれば不思議に思うでしょう。
また第三者からピシャリとたしなめられたなら攻撃は弱まるのかもしれません。
なぜイジメられるのか?
だいたいいじめられる人はいじめる人よりも弱いものです。
イジメという攻撃を受けた時に反撃しない。反撃すると相手を怒らせると考えたり、間違ったやさしさから反撃しない場合もあるでしょう。
また、気の弱さから受け流してしまう場合もあるでしょう。
しかしいじめを受けることを不当なことだと思うなら、気分を害したなら、その場ではっきりと抗議するべきです。
いじめられやすいタイプがあるのでしょうか?
いかなる状況であってもまわりに慈しみ深い人たちだけがいれば問題はないのでしょうが、性根の歪んだ愚か者はいたるところにいるものです。
イジメを受けても反撃も抗議もしないで受け流すことに慣れてしまうと、どこにいてもイジメを受ける体勢を取ってしまっているのかもしれません。
イジメられるのは嫌なのにイジメを待っているような心。「自分はどうしてもイジメられる」という信念のようなものができてしまっているのかもしれません。
「自分はいじめられるに値する」「自分はいじめられてもしかたのない存在だ」
そんなふうに感じていたとすればいまからこの考えをきっぱりと拒否してください。
「いじめられることはありえない」「自分は祝福されて生まれてきたのだから」「尊い命の炎が私の中で燃えているのだから私は尊い存在だ」
いじめを断ち切る方法
いじめに対しては毅然とした態度でその場を管理する人に訴え出ましょう。受け流すことはありません。なかったことにしてあげる必要はないのです。
攻撃する人に対してやさしさは必要ないと思います。その場で反撃できなければ管理、監督する立場の人の前で抗議するのもいいでしょう。
あまりに酷い状況になりそうなら、迷わず警察官に声をかけましょう。わたしたちが安全な生活を送れるよう日々努めるのが警察官の役目ですから遠慮はいりません。
抜き差しならない状況に陥ってしまったなら居所を変えてしまいましょう。まわりの人と相談して転校や転職をして新しい生活を始めましょう。
居所を変えることができ、心機一転、気持ちを切り替えた生活をおくる。そのためにちょっと考えてみてほしいことがあります。
心を管理する
あなたの心の中、無意識の中での自分のイメージはどんなものでしょうか?
いじめという攻撃で傷付けられてきたのですから心のケアが大切です。
- 過去の状況をなるべく思い出さない
思い出してしまっても「今はもう関係ない」というような切り替えをすることです。 - 自分の中にもう原因はありません
自己批判をしないことです。あなたは愛される存在です。生まれて間もない頃の写真があるならしっかり心に留めましょう。あなたの存在そのものが家族の人の歓びだったのです、
いじめ自体、不当で卑劣なものです。そんな人間は許さないという考えが大切です。見て見ぬふりをしてもいけません。
「いじめは卑劣」「いじめをする人間は許さない」「いじめられている人がいたら自分が助けてあげる」・・そんな言葉を繰り返しつぶやいてみるのもいいと思います。自分の気持ちを言葉で表明するんです。歩きながらで構いません。自分にしっくりくる言葉で自分を励ましてください。日に100回でも毎日ぶつぶつ小声でつぶやいたり、心の中で唱えていると徐々に気持ちが晴れてきます。それが成果です。
あなたを変えることができるのは周囲の誰でもなく、あなた自身です。いつも繰り返し自分に言い聞かせる言葉があなたの信念を徐々に変えてくれます。
我々は他人の意見に左右されがちですが、自分の考えは他人の考えよりも強力なのです。自分のことをどう思うかにより、運命は左右されるのです。(勝ち組になるためのセルフ・コーチング入門 P126)
心の傷を癒す最新の方法
ジョー・ディスペンザ博士
心理学研究者でカウンセラーやセラピストは数多く存在するとは思いますが、特定の治療者を探し出すことはむずかしい問題です。
また治療にかかってくる費用も著名なカウンセラー、セラピストとなると相当です。
自分が抱えてしまった傷を癒すためには、自分の無意識を変えていくことだとするなら、自分に言い聞かせる方法を探り出し、その方法を無意識を変えていくために自分で実践していくことで叶えることもできるはずだと考えます。
心理学研究者であるジョー・ディスペンザ博士はそんな自軍で実践できる方法を教えてくれていますので参考になさってください。
良書を熟読することで克服
自己啓発本は無数に出版されています。
その中から敢えてひとりだけピックアップしてお薦めしたいのはサネヤ・ロウマン女史。
霊的存在である自分がよろこびとともに人生を生きるヒントをあてえてくれます。
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