シャネルとダヌンツィオ ふたりの美意識

ロマンティックな室内(緋色柄の壁紙と照明)Peggy_Marco

シャネルとダヌンツィオ ふたりの美意識

ココ・シャネル 1883年8月19日 – 1971年1月10日
Coco Chanel
ガブリエル・シャネル(本名)
Gabrielle Chasnel
シャネル創設者ココ・シャネル

ガブリエーレ・ダンヌンツィオ 1863年3月12日 – 1938年3月1日
Gabriele d’Annunzio
イタリアの詩人 作家 劇作家

ガブリエレ・ダヌンツィオ

パリ、シャネル本店の階上に保存されているココ・シャネルの部屋。

//youtu.be/1U1IehGmToU

ある機関誌に掲載された写真を見てすぐに作家ダヌンツィオの部屋を思い出す。

//youtu.be/1U1IehGmToU
北イタリアのガルドーネにある、ダヌンツィオが1915年から1918年、あで過ごした屋敷ヴィットリアーレは、彼の精神を表現すべく念入りに飾られた。

Il Vittoriale
//youtu.be/wJtyC1uQFBs

デカダンな快楽主義者といわれる彼の部屋は、おどろおどろしい雰囲気で満たされている。暗い色調をベースにして、ギリシャ・ローマ時代のトルソや東洋趣味の複製美術品の数々。漂うムードはモチーフこそ違え、ココ・シャネルが愛用した書斎の置物や屏風などと通じていて、あの時代のエレガンスを発している。

『蛇との契約』(マリオ・プラーツ)に述べられているとうり、「・・時代の特徴は、(その時)何を再評価したかに負うている。・・」

二人のダンディ。彼女(ココ・シャネル)をダンディと呼ぶ訳は、派手な装飾や肌の露出を嫌い、スタイルの探求に情熱を注いだ仕事ぶりと、パンツスーツ姿の愛煙家・・というイメージからくる。
彼らは、あたかも仲の良い兄妹のように、それぞれの部屋を似通ったオーナメントで飾っていたようだ。

美意識を共有し、激動の時代を生きた二人のガブリエレ。
独自の世界を築きあげた時代の寵児。

ダンディの権化、ブランメル(George Bryan Brummell)がイギリスに登場して1世紀が経過している。

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