foto by Engin_Akyurt
朝の挨拶は気持ちのよいものです。
好ましい相手に対する時の自然な微笑とともにするあいさつに勝るものはありません。
職場で挨拶
職場であいさつをしないと、機嫌が悪いのか?何かわだかまりがあるのか?と不信に思ってしまいます。
何度あいさつをしても返してこない人は、それがポリシーなのかとさえ思えてしまうものです。
そんな場合は・・
仕事上で人はいろいろなミスをします。完璧を目指していても人間ですから。その人のミスであなたにちょっとした被害が及んだとします。
(それが部下のミスなら正す必要がありますが)その人が対等な相手や上司なら大きく構えて、わざわざ面子(メンツ)を潰すようなことをしないで見逃すのです。
そのうちその事のいきさつがその人に伝わります。
それでもあなたは何事もなかったようにあいさつをします。
精神的立場は変化し、その人はあなたにあいさつをせずにはいられなくなるでしょう。
やはり、職場ではあいさつするほうがスムーズに行くものです。
忘れていた方も明日から。
あなたの新しいイメージにひとはすぐに慣れてしまうことでしょう。
観光客が挨拶してきた・・
大阪城ホール付近で中年夫婦とおぼしき旅行者に「チャオ!」と挨拶され、後から気付いて返せなかったことに悔やんだことがありました。
大阪のお寺を巡っているのか、40代前後の僕から見ると若い外国人カップルが歩いていました。
少し先にこっちに歩いてくる女性のほうが視線を待っていたかのように丁寧に会釈をした。次いで男性も真似た。
閑散とした広い道路で綺麗な黒い瞳の彼女は満面の微笑みで丁寧にうなずいた。自転車でゆっくり進む見ず知らずの僕に。
少し驚いて会釈を返したが、なぜだか口を尖らせ疑念を含んだ表情になってしまった。丁寧すぎるのではないか?と思ったから。
浄土宗の古いお寺が並ぶこの通り、旅行者にとって宗教の教えのある部分がそんな気分にさせたのだろうか。