帽子(キャップ)をかぶっているとコミュニケーションで思わぬ効果をもたらすことに驚くこともしばしば。不利なものと有利なものがあります。ちょっと意識してみるととても効果的にコミュニケーションに活かすことができるアイテムであることに気付きます。
キャップがコミュニケーションを拒否してしまうケース
帽子(キャップ)を目深にかぶれば眼が隠れ、表情を確認することができません。
キャップを深くかぶってうつむいた状態は、一見すると「話しかけてほしくない。」「ほっといてくれ!」と言わんばかりの雰囲気を発信しているように見えます。
暗い色のキャップならさらにこの孤立感が強まります。
キャップがコミュニケーションを助けるケース
視線の方向をアピールする
キャップの場合、帽子のツバは顔の向きと同じです。(後ろ前にかぶったり、わざと斜めにしない限り)
帽子をまっすぐにかぶればツバは顔の向きと同じ方法を向きます。
すなわち視線の方向を帽子のツバがアピールしていることになります。
遠くからでも視線が向いている方向を推測することができます。
見られている側はキャップをかぶっていない場合よりも強く見られていることを意識することになります。
キャップが会釈を増幅する
キャップのツバは頭部のちょっとした動きを増幅するはたらきがあります。
挨拶のひとつとして日常交わされる軽い会釈もキャップがハッキリとアピールしてくれ、挨拶を見逃されるということはありません。キャップのツバが上下のふり幅を増幅してくれるからこその効果ですね。
キャップの種類と色
キャップには浅くフィットするソフトなタイプと前面が硬く型崩れしにくいタイプがあります。
