
ボルサリーノ・スタイル中折れフェルト帽
1857年、Giuseppe Borsalino(ジュセッペ・ボルサリーノ)が、イタリア、アレッサンドリアにフェルト帽の芸術的職人だけを集めた工場を設立したことからボルサリーノの歴史が始まった。
男の友情を描いた思い出深い映画『ボルサリーノ』で登場人物が粋なスーツ姿で斜めにかぶっていたのがボルサリーノ。
コーディネートを一気にエレガントに変貌させる『ボルサリーノ』はいまや中折れフェルト帽の代名詞になっています。
中折れフェルト帽の製造工程
【1】ほぐしたウサギの毛を円錐形の型に落とし、
ぬるま湯を浴びせながら繊維同志を馴染ませます。
【2】形が整うと型からはがし、フェルトを機械で叩いて目を詰めていきます。
この工程は20回以上繰り返され、フェルトの大きさは小さくなっていきます。
【3】フェルトを強くするための液体(成分は企業秘密)を加熱し、浸して馴染ませます。
【4】タンクに染料を入れ、フェルトを投げ込みます。
ゆっくりと撹拌しながら2時間半~3時間半浸けておきます。
【5】染め上がるとゆっくり均等に伸ばしながら型にかぶせていきます。
紐をかけてツバの部分とを分けるポイントを決めて熱湯に浸けます。
熱でツバの部分が伸びて平らになります。
円形に整えて冷水をかけ、形を固定します。
【6】バーナーの炎を使って不揃いの毛を燃やして表面を滑らかにします。
何度も表面にブラシをかけます。
【7】帽子を固定し、プレスをかけてツバ(ブリム)の部分を成型します。
【8】裏地を縫い付け、飾りを付けて仕上がり。
映画のタイトルにもなったボルサリーノBORSALINO
イタリア・フランス合作のヒット作、映画『Borsalino』が公開されたのは1970年。フランスを代表する俳優アラン・ドロンとジャン・ポール・ベルモンドがダブル主演。二人の粋なスーツ姿には必ず中折れフェルト帽ボルサリーノが加わっていました。
ボルサリーノありきで製作された映画だったのでしょう。刹那のギャング界の男臭さを振りまいたこの映画の雰囲気こそボルサリーノブランドの原点のように思えます。
インディジョーンズで着用の中折れフェルト帽
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