筋膜リリース(ファシアFasciaほぐし)でボディメンテナンス!グッズと代用品ご紹介
筋肉は負荷を加え鍛錬されて発達、肥大化していきますが、トレーニング後の休息期間も大切です。
毎日ハードなトレーニングを続けることはおすすめできません。
カラダを休めている期間に壊れた筋細胞が受けた負荷に備えようとして修復されるのですからこれは絶対に必要です。
この休息期間に筋肉をほぐすという作業が筋膜リリース。
筋肉群を取り巻いている筋膜(ファシア)を解きほぐすことで筋肉は柔軟性を取り戻します。身体のバランスを整えることにつながります。
筋膜、ファシアFasciaとは何?
ファシアFASCIAは、現在まだはっきりと定義できていないようです。
参考一般社団法人 日本整形内科学研究会
「本邦ではFasciaは「筋膜」、時に「膜」と訳されてきた経緯があります。一方、Fasciaの意味で「筋膜」と表現されている場合もあります。医学用語としては、筋膜は「Myofascia」、膜は「Membrane」です。
日本解剖学会の解剖学用語改訂13版には、Fasciaは筋膜Myofasciaを超えたものと説明されており、整形外科学会の整形外科学用語集(第8版)では「筋膜、あるいは腱膜」という言葉があてられています。
建設的な議論を進めていくためにも、言葉の定義を厳密に確認することが極めて重要になります。
世界保健機関(WHO)が2018年6月に公表した国際疾病分類の第11回改訂版(ICD-11)にFasciaという用語が正式な体組織の用語として記載されました。」(一般社団法人 日本整形内科学研究会)
リンク先の画像に見られるように、鶏肉を調理する時に見られるような、筋肉を束ねている乳白色の膜をイメージすればいいのではないでしょうか。
とにかく筋肉に疲労を溜めないようにほぐす。
いろんな部位をほぐすことで肩こりや腰痛など持病なんだと悩んでいたことが解消される可能性があります。やらないでいる理由はないと言えるでしょう。
ストレッチは筋(すじ)を伸ばすことで身体の柔軟性を高めるものですが、筋膜リリースは筋肉群そのものをリラックスさせるものと言えます。
筋肉リリース(ファシアFasciaほぐし)に役立つグッズ
筋膜リリース フォームローラー10色 | 筋膜リリース ストレッチボール8色 |
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おすすめ筋肉リリース(ファシアFasciaほぐし)
大腿筋をほぐす!
画像で紹介した『筋膜リリース フォームローラー』を利用すると便利ですが、水筒などの円柱形のモノで代用してもできるのが大腿筋の前面ほぐし。
うつ伏せになって太ももの下にローラーを置き、足先は伸ばして脱力。手を床にして腕立て伏せのかたちにします。
そして腿の付け根から膝上あたりまでの間を転がすように前後ろにカラダを移動する。
太ももの前の面はほぐす機会があまりないので最初は痛いですが、ここをほぐすことで腰痛が楽になるそうなので腰痛持ちの方にもおすすめです。
同じようにして横になって大腿筋の外側をほぐしたり、上向きで太ももの裏側、ハムストリングス、ふくろはぎをほぐすこともできます。
横に寝て脇の下をほぐす
『筋膜リリース フォームローラー』を脇に下に置いて横に寝ます。そして横に進んでは戻します。
これにより広背筋がほぐされます。肩こりがやわらぐ人もいるそうです。
腰と背中をほぐす!
上向きに寝て『筋膜リリース ストレッチボール』を腰の下に置きます。代用品は公式テニスボール2個。(丁度2個入る大きさのビニール袋に入れて)
腰の中心、仙骨あたりから首の手前までの間を少しずつずらしながらほづしていきます。自分の体重だけを圧にした筋肉群マッサージで心地よいものです。