服のサイズ・交換・返品について
巷では「ウィズコロナ」。外出時の「密閉」「密集」「密接」を避ける習慣を日常生活に取り入れる必要があります。
不幸なことに服飾品の小売店舗はこれら三要素すべてにあてはまってしまいます。
お店で販売するスタッフにとっても立ち寄る顧客にとっても感染リスクが高いショップでの対面販売。
服、靴、アクセサリーはネット通販で選ぶしかないような状況です。
ネットショッピングは慣れれば結構いいもんです。私はもう何年も身に着けるものはネットで調達しています。
家の中で品定めしている時間は間違いなく安全ですから。
外出自粛で着目するしかない!メンズ服購入のメリットとデメリット
【居ながらにしてブランド商品をチェック!】検索すれば数え切れない、星の数ほどの服や靴がネット通販で購入可能です。
Amazon アマゾン 、楽天市場といったショッピングサイトやUNITED ARROWSユナイテッドアローズ、TOMORROWLANDトゥモローランドのような人気オンラインセレクトショップなどもあります。
【時間を気にしなくていい!】ネット通販ならではのメリットは自宅で時間帯を気にすることなく商品を選べるということ。
実店舗では営業時間が限られていて、買い物時間にも制限があります。また、閉店間際は気を使ってしまい落ち着いて選ぶことはできないでしょう。
【店員の「押し」を回避】実際ショップで服選びをすると、ショップスタッフの販売テクニックに操られてしまう恐れがあります。
店員の販売目標達成に協力しなければならない理由などこちら側には微塵もありません。
的確なアドバイスで購入に至る場合なら問題ないのですが、あとになって不満を感じてしまう場合もなきにしもあらず。返品交換に再びショップに出向くのも面倒なものです。
【気兼ねなく返品・交換できる!】ネット通販なのでサイズが合わなかったり、イメージが違えば気軽に返品や交換が可能です。ほぼすべての通販ショップが返品・交換に応じています。返送の送料も通販会社側でもつ場合が多いので助かります。
【セール品が見つかる!】利益を度外視したセール価格の商品をゲットしやすいのもネット通販の魅力です。
販売側の都合で、在庫をどうしても現金化しておきたいという場合に大幅値下げして処分してしまう場合が多々あります。
これぞ掘り出し物!という値引き商品が見つかりやすいのがネット通販です。
ネット通販のデメリット
【アドバイスを受けられない】ショップスタッフが応対する実店舗では流行の商品や着こなし方を教わることもできます。これはパソコンやスマホ・携帯で選んでいるとなかなか得られない情報です。
自宅で相談できるのは家族だけですし、外出先では居合わせた友人や知人に頼るしかありません。
あるいはこのサイトのアドバイスを仰ぐというてもありますが、最後は「自分の感覚を信じて選ぶ」ということになります。
【すぐに試着できない】実店舗で服選びする場合なら試着室ですぐに試すことができますが、ネット通販では配送を待たなければなりません。
これは逆に言うと熱が冷めて冷静に購入の判断ができるということでもありますが・・
【膨大な数の低価格品が割り込む】多種類の商品を揃えるeコマースでアイテム商品選びのストレスになっているのは大量の低価格品。
ちなみにAmazon アマゾンで好きなアイテムを検索して右枠の価格の安い順番で並び替えしてみてください。延々と低価格商品が並び続けることでしょう。
決して低価格品のすべてが粗悪品だとは言いませんが、「安かろう悪かろう」でなかなかお気に入りになるものは少ない。
中古品(USEDユーズド)を探している場合も結局ブランド名て探すことになります。お気に入りのブランドがあるか、または優れた商品を作っているブランド名を知っているかどうかが鍵です。
メンズ服サイズの目安は自分のお気に入り
GILTギルトより
適切なサイズを選ぶ
ネット通販商品を選ぶ時のサイズは自分のお気に入りを目安にしましょう。
お気に入りの服を実際にメジャーで測ってみて、購入候補商品のサイズを決める目安にしましょう。
これはアウター、トップス、ボトムすべてに共通する選択方法です。
サイズ表は基本的に商品購入ページ内に記載されています。リンクによって別ウィンドウでサイズ表が示される場合もあります。
自分の服と購入したい服のサイズが完全に一致するケースは稀でしょう。
サイズの許容範囲内は着た時の感覚で想定できると思います。
「自分のシャツの身幅は余裕があるので、もう少し小さくても大丈夫。」という具合に判断していきましょう。
届いたネット通販ブランド商品を試着する
商品が到着したらまずサイズをチェックしましょう!
丁寧に包装袋から取り出して、商品タグはそのままにして試着します。
では、試着でチェックする項目を挙げていきます。
ブランド・ジャケットの試着でチェックすること
通販でテーラードジャケットを購入する場合はかなり神経質になってしまいます。安くない価格のジャケットならナーバスになるのは当たり前です。
着せられるんじゃなく、服を着こなすには正しいサイズを選ぶことが肝心。
● 肩周りは自然にフィットし、動きが窮屈にならない程度のジャストサイズが好ましいです。
● 肘を曲げる余裕があること
● 袖丈はワイシャツの袖が1cm程度見えること。(修理専門店で「お直し」も選択肢)
● 着丈はヒップが隠れる程度。
ゆったりサイズのジャケットが好み?
ゆったりした服が好みだといっても大きすぎるジャケットはあらゆるパーツがダブついてしまい、不恰好です。
袖丈、着丈、身幅、肩口がオーバーサイズだとせっかくのコーディネートも台無しになってしまいます。
窮屈にならない程度のジャストサイズが指標。
コットンジャケットでもストレッチ素材ならジャストサイズでも動きやすさがあります。
ニットジャケットの流行とともに通常のウールスーツのジャケットまで短めの着丈が流行っていましたが・・ジャケットの着丈が短すぎるゾ!
ブランド・シャツの試着でチェックすること
ドレスシャツ、ビジネス用シャツの場合は首周りのサイズが大切です。
ネックサイズが小さかったり大きかったりするとネクタイを締めた時、首元がくずれてしまいます。
ワイシャツ、ドレスシャツの購入ではサイズ表で肩幅、身幅、袖丈と共に、首周りサイズの表示(無い場合もあります)を必ず確認しましょう。
首周り、袖丈、胸囲、サイズは問題ないのに、「フィットしすぎている」場合があります。
そんな感じがした時は試着したまましばらく過ごします。
こういった試着時間の制限がないのも通販を利用するメリット。
ただし外出するのは止めましょう。
そして脱いでみます。脱いだ時にホッとするようだと、そのシャツは小さすぎるのです。
ゆとりがない窮屈なサイズのシャツはどれほどデザインが気に入っていても着心地の点でお気に入りにはならないでしょう。
ブランド・パンツの試着でチェックすること
GILTギルトより
パンツも商品タグはそのままに試着します。
ウエストの具合を確認。腿周り(渡り幅)に余裕はあるか屈伸してみましょう。スキニースタイルのパンツではふくらはぎ部分に最初は圧迫感があるかもしれません。履いていると徐々に気にならなくなります。サイズ表ですそ丈も選べる場合もあります。すそ上げは購入決定後に好みの長さにしてくれる業者に頼むという方法もあります。
パンツの履き心地に影響するのはウエストと前股上のサイズ。
そしてヒップと渡り、裾幅で変わってくるシルエットです。
試着では必ず後ろ姿も鏡に映してチェックしましょう。
イメージが違う場合の妥協点
購入ページで、商品画像を確認して購入したけれど、実際に商品が届いてみると・・
「こんなデザインだったの?」
という場合が稀にあります。
1. 描かれているモチーフが思っていたのと違っていた。
2. 画像では気付かなかったが質感がイメージと違う。
どちらも実際に経験したことなんですが、1は、カジュアルシャツでカモフラデザインだと思っていたらよく見ると「菊」がモチーフでした。実店舗では絶対に選ばない菊のデザイン・・「けど色合いがなかなかおもしろい」ということで、返品せずにワードローブに加えました。サイズは問題なしなので以降なかなかのお気に入りのインナーになっています。
2はブラックのダウンコートだったのですが、表面のタッチ(テクスチュア)がサメ肌のような処理が施されていました。
なんか好きではないな・・と感じたので返品しました。
このように気に入らない商品だった場合は返品しましょう。欲しいのはお気に入りの一着になる商品なのですから。
ブランド靴のサイズについて
ドレスシューズ、ビジネス用のレザーシューズ
革靴はジャストサイズで履くことが大切です。
大きすぎるのも、窮屈でもいけません。ピッタリとして歩きやすいサイズが理想です。
お気に入りブランドの靴を持っているなら、自分に合うサイズは決まっているので悩みません。
ソールのインナーにあらかじめクッションが装備されているものとそうでないものがあります。
ブーツ
ブーツの場合、足を包む容量にある程度余裕が必要です。1cm~2cmほど大きいサイズだと靴の中に『遊び』があるので歩きやすい。
スニーカー
スニーカーにも1cm程度の『遊び』が必要です。デザインによっては踵を覆うパーツが高く、靴擦れ(くつずれ)する場合があるので注意しましょう。
快適な歩行のためのクッションとしてインナーソールは重要です。付属のインナーソールが不満なら用意する必要があります。
サンダル
サンダルの場合は、うしろにはみ出ることなく踵が収まるサイズがおすすめ。大きすぎるのはNGです!
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