
低身長をカバーする着こなしには法則と言えるテクニックがあります。
実例はテレビ出演者にも多く見ることができます。スタイリストはそういうテクニックを熟知しているので当然ですね。
ただし、NG例も散見されるので単に真似ればいいというものではありませんのでご注意。
メンズ小さいサイズのファッションコーディネート
NG!低身長の方にコ-ディネートしてほしくないアイテム
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視線を引き下げるアイテムはなるべく避けたいところ。たとえばワークブーツ。特に折り返したワークブーツは文字通り重心を下げ、足元をアクセントにしてしまいます。
アクセントは上半身にもってくるべきです。ダブつかせて履くオーバーサイズのパンツも同じくNGです。ストリートファッションの定番ですが、ボトムにボリュームを持たせるべきではありません。
低身長の方におすすめしたいアイテム
端的にいうと視線を上に引き上げるデザインであることがポイントです。
アクセントになるものが胸から上に配置されているデザイン。
パーカー(フード付きアウター)
パーカーのフードもいいアクセントです。画像でわかるようにパーカーのジップラインがフードへと上部に開くラインは逆三角形を描き、視線を自然にアップさせる効果をもっています。

切り替えデザインの法則
切り替えデザインはさまざまなアイテムに観られるデザインですが、これにもコーディネートの法則があります。
必ず上部に濃い色を配置したものを選びましょう。グラデーションも同様です。上が下よりも淡い色だと逆効果となり、長身の方が威圧感を抑える効果となります。
開襟シャツ(オープンカラーシャツ)
襟元が開いたデザインのオープンカラーシャツは打ってつけのアイテム。インナーのTシャツと色合いでコントラストを強めればさらに効果的です。

キャップを活用
最上部のアクセントとなる帽子は格好のアイテムです。

ミリタリージャケット
M65フィールドジャケットはスタンドした襟と肩章がアクセント。フラップ付きのポケットも効果的。

視線を引き上げるコーディネート
もちろん、あらかじめ上部にアクセントをもつアイテムが絶対に必要なわけではありません。
コーディネートの方法はいろいろあります。
シャツの襟を外に出す
たとえばシャツの襟をジャケットの襟から外に出した着こなし。シャツとジャケットのコントラスト(色の違いや明るさの違い)が強いほど効果的です。
セーターのディレクター巻き
セーターなど、ニット物の袖を胸元に結ぶ「ディレクター巻き」も。ゆるく結んだ袖がストールのように垂れること。
上方に開くラインが視線引き上げ効果を発揮します。無地のセーターが品よく映ります。
バンダナ・スカーフ・マフラー・ストールの活用
ストール、粋な色柄のバンダナやスカーフを首に巻くだけで、簡単に目的が叶います。
ビジネスファッションのコーディネート
スーツ着用の場合はVゾーンの構成になります。
ダークカラーのスーツにワイシャツは最も明るい白で。
襟にこだわる。やや幅のあるレギュラーカラーまたはセミワイドカラーがおすすめ。
幅が狭いタイニーカラー、水平まで開いたホリゾンタルカラーは避けてコーディネートしましょう。
ネクタイは鮮やかな明るい色でボリュームある肉厚生地が効果的です。
ポケットチーフをクラッシュドスタイルやパフドスタイルのようにボリュームを持たせて挿すのもよいアクセントになります。
ダブルジャケット
ラペル(襟)が特徴的であるダブルジャケットはラペル自体が矢印のように斜め上を向いています。
見る者の視線を上昇するベクトルのように引き上げます。
ストライプ柄のダブルスーツでは徹底的な「上昇志向」を印象付けます。
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