Photo by Peggy_Marco
50代60代メンズファッション カジュアルを楽しむためのブリティッシュテイストなコーディネートをお届けします。
若い頃には似合わなかったファッションアイテム
若い頃挑戦したいと思っても似合わなかったファッションスタイルがあります。
ツイードジャケット、ミリタリーブルゾン、チェスターコート、トレンチコートなどなど。それぞれが醸す渋いイメージは20代30代の若い容貌とは馴染まず、アンバランスでした。
帽子だとハンチングなんかは粋(いき)がったやんちゃなイメージしかありませんでした。ボルサリーノなどの中折れ帽も「無理してるな・・」と思われたりします。
どちらも若者には似合いません。
ところが顔にシワが刻まれ、髪に白髪が交じり、全身から枯れた雰囲気が出始めると、それらのアイテムが違和感なくしっくりしてくる。
似合っていることに気付きます。
60代ともなれば色の相性もぐっと広がる
中年、中高年になれば着る洋服の色の幅も拡がります。
落ち着いたグレー、ベージュや茶という色の洋服が似合ってきます。
そして赤やピンク、ライムグリーン、エメラルドグリーンなど鮮やかな色も似合うようになってくるから不思議です。
カラーコーディネート服の色合わせでも書きましたが、グレーは他のほとんどの色と相性がいいのです。
中年の白髪交じりの髪は色彩構成上のグレーと考えることもできます。
中高年は落ち着いた色から派手な色まで、よりファッションを楽しむことができるという特権を得た世代であると言えます。
50代60代メンズファッションカジュアルコーディネート
このページではブリティッシュテイストのメンズカジュアルファッションのコーディネートプランをお届けします。
トレンチコートコーディネート
50代60代メンズファッションおすすめブランドのひとつがトレンチコートの元祖、アクアスキュータムAquascutum。
防水ウールを発明。エドワード7世からプリンス・オブ・ウェールズ・チェックコートを受注。1897年王室御用達(ロイヤルワラント)を獲得。
ハットをかぶればより大人の雰囲気が極まります。
ハット(ボルサリーノ)も年齢を重ねてこそ似合ってくるアイテムです。本格的なハットを求めるならフェルト製。
コーディネートしやすいチャコールグレーのボルサリーノ
ハリントンジャケットコーディネート
チェック柄のハリントンジャケットもアクアスキュータムAquascutum
イギリスらしいチェックとピンク色のインナー、白パンツで爽やかな大人の休日コーディネート。
英国王室御用達の老舗帽子工房『Herbert Johnson / ハーバート・ジョンソン』のニュースボーイキャップと
バイカージャケットコーディネート
Belstaff(ベルスタッフ)TRIALMASTER JACKET
【ベルスタッフ】ベルスタッフは1924年にイギリスで創業。世界初ワックスコットンを開発したブランド。革命家であるチェ・ゲバラが1950年代の南米大陸横断でトライアルマスターを着用。スティーブマックイーンや、サミーミラーなどの著名人も愛用。
サファリジャケットコーディネート
50代60代に似合うアイテムとしておすすめなのがサファリジャケット。
イギリス老舗ブランドハケットロンドンHACKETT LONDONのサファリブレザー(?)はツイードジャケットをサファリスタイルに仕上げたもの。狩猟が趣味だった時代ならきっと人気NO.1アウターになっていたでしょう。雰囲気満点です。
ボンド映画に衣装等提供されたもの
ジェームス・ボンド(英国の秘密情報部(MI6、SIS)員)はカッコいい男の象徴。
英国紳士の伝統を受け継ぐ身嗜みにわたしたち中高年は強く憧れ、影響されているのではないでしょうか。
イギリスの人気老舗ブランドが提案する数々の製品はワードローブや装備品として所有され、多くの紳士たちに愛用されているモノです。
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』劇中で着用されたニット、シャツ、バッグを国内限定販売! |